遮断

 普段使用しているノートパソコンが故障し、作業が滞りはかどらない。

その都度、作業環境(コンピュータのデスクトップ)の見直しとツールの再構築を強いられる。
ある程度、安定した状態の環境をバックアップしておいて、復旧の過程を経て通常の作業に戻る。それが、一般のユーザーが目標とする復活方法だろう。
デジタル系の仕事に携わる方々は、この一連の流れがもうすでに日常の作業に組み込まれていて、すばやく環境を整えるかがプロジェクトの進行を左右する。
だが、敢えて違う環境を試みてみると、作業環境の幅(作業する場所の限定がなくなる)が広がる。

 基本のデータ形式が扱えるソフトなら、どんなOS(コンピュータのオペレーションシステム)でも大丈夫で、あと、WEBとつながれば更新や共有、意思の疎通など必要最低限の作業進行が可能となる。要するに作業環境の共有化が可能になれば、どのコンピュータでも作業ができる。(コンピュータの処理能力と通信速度も影響されるが、この話題では考慮せずにまた違う機会に取り上げると思います)


 作業環境の将来性を感じるものとして、UNIX環境のスクリーンというソフトが、未来の作業環境の方向性を示していると考えています。